アルバート邸について

オースティン・コティッジ

18世紀イギリスの女流作家、ジェイン・オースティンが住んでいた、赤白レンガと木造りの2階家「チュートン・コティッジ」をイメージした、小さなコティッジが「オースティン」です。イングリッシュガーデンを眺めるガラス貼りのコンサバトリーを持つダイニングフロアは、自然の恵みを楽しむフレンチレストランとして、毎日ゲストを迎え、ウエディングデイには、式の訪れを待つための、ファミリーの控え室となります。1階にはプライベートな2つの個室、2階には2つのドレッシングルームがあります。
コティッジ全体にJ.オースティンの面影を宿し、初版本の資料等を保存しているので、まるでミュージアムのようです。コティッジ全体に作品の主人公たちのイメージを散りばめ、オースティンの世界ならではのイメージを作りだしています。

プライベートルーム

ナイトリー&ダーシー

アルバート邸と並ぶ赤白レンガ造り、小さな2階建ての家がレストラン「オースティン」です。たった24席しかない隠れ家のようなレストランで、誰かが住んでいるかのようなプライベートな趣き。白い木戸を開けて中に入れば、暖炉のあるキッチン風のダイニングがとても温かい雰囲気。シンプルなテーブルにいつもバラの花が飾られ、たくさんある窓からはイングリッシュガーデンをのぞみ、とても居心地の良い空間です。J.オースティンの小説の主人公から名を取った2つの個室、「ナイトリー」と「ダーシー」があり、プライベートなディナーには、さらに親しく楽しい思い出を演出します。

ドレッシングルーム

エマ&リジー

J.オースティン作品のうち、ひときわ素敵なヒロイン2人の名を付けた、おしゃれで素敵なドレッシングルームは、花嫁のための部屋。「エマ」はホワイト&オフホワイトを基調とした可愛らしく清純なイメージの部屋で、とても優しい雰囲気。「リジー」はホワイト&ブルーをベースとした潔いイメージの部屋で、どこかロマンティックな雰囲気。それぞれにアンティークドレッサーやキャビネットが置かれ、イギリスならではの上質感で、特別な日の特別な空間となっています。

J.オースティン作品解説

「分別と多感」1811年 初刊
父を無くした2人の女姉妹。まったく違う個性を持つ2人が、紆余曲折を経て、それぞれにふさわしい男性との愛をつかむまで。1995年にエマ・トンプソン、ケイト・ウィンスレット、ヒュー・グランド主演で映画化、アカデミー賞最優秀脚色賞を受賞。邦題「いつか晴れた日に」。
「高慢と偏見」1813年 初刊
落ちぶれた名家に生まれた個性的な5姉妹の次女、賢く気の強いリジーが、本当の愛を見つけるまで。2006年にキーラ・ナイトレイ、マシュー・マクファディン主演で映画化、アカデミー賞ノミネート。邦題「プライドと偏見」。大ヒット映画「ブリジットジョーンズの日記」のヒントにもなっている。
「エマ」1816年 初刊
おせっかいで早とちり、誰にも愛される可愛らしい女性エマが、さまざまに悩んだ末に、ある男性との本当の愛に気づくまで。1996年にグウィネス・パルトロウ、ユアン・マクレガー主演で映画化され、アカデミー賞を受賞。映画「ブリジット・ジョーンズの日記」の原作でもある。

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